是枝裕和監督、凱旋会見 トロフィーは「一晩くらいは抱いて寝たい」

映画『万引き家族』でパルムドールを受賞し帰国会見を行った是枝裕和監督

映画『万引き家族』でパルムドールを受賞し帰国会見を行った是枝裕和監督 クランクイン!

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 第71回カンヌ国際映画祭で映画『万引き家族』が最高賞にあたるパルムドールを受賞した是枝裕和監督が、23日夜に凱旋帰国し、到着後の羽田空港で会見。日本映画としては約21年ぶりとなる受賞に満面の笑みを見せた。

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 ニューヨークから帰国した是枝監督は、80人の記者・テレビカメラ15台という大勢待ち構えた報道陣を前に「受賞した実感はちょっとずつ。帰国してスタッフの顔を見てようやく」と照れ笑いを浮かべながら「メールとLINEが山のように溜まっていて『ありがとう』という返信すらできていない方がたくさんいる。今年は撮影で年賀状すら出せていなかったので、お礼くらいはちゃんと。ひとことくらいメッセージを返したい」とマイペースに報告。ニューヨークでは新作映画の打ち合わせを行ったといい「その関係者はパルムドール受賞もご存じで…その時は『とって良かった』と実感した」と笑わせた。

 ニューヨーク滞在中はパルムドールのトロフィーはスタッフが金庫に入れて管理していたそうで「ここで再会です。でもこの後はどのようになるかわからないけれど、一晩くらいは抱いて寝たい」と笑顔。公式上映では「拍手の長さは作品を決める本質的なものではないとしても、深夜の上映にも関わらず熱い拍手が沸き起こったことは前向きに受け取りました」とし「翌日の取材では各国の記者の方から『タッチ』『ラブ』などの言葉が最初に多く出たので、これはきちんと届いたと思った。いい手応えだと公式上映の翌日から思えた」と現地での好感触を振り返った。

 また受賞後に審査員長を務めたハリウッド女優ケイト・ブランシェットからは「安藤サクラさんが泣く場面について『審査員を務めた女優たちが今後映画の中であのような泣き方をしたら、安藤さんのマネだと思ってください』と言われた」そうで「安藤さんの演技が審査員の中の女優たちを虜にしたとわかった。撮影中にカメラの脇で立ち会ったときも、特別な瞬間、いい映画ができたという実感を持った」と安藤の熱演に感謝した。

 『万引き家族』は、万引きという犯罪を通して絆を強める家族の物語。家族間であっても人との繋がりが希薄になりつつある現代において、犯罪者であるはずの彼らの方が情緒的により豊かであるという皮肉が悲しいホームドラマになっている。出演はリリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、城桧吏、樹木希林ら。今回の受賞の反響から日本での公開劇場を200館から300館以上に拡大。また149の国と地域での公開も決定した。

 映画『万引き家族』は、6月8日より全国公開。

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